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店舗改装工事(江戸川区)

東京都江戸川区東瑞江 Kamatajuku様


『素敵な関係・・・』

以前から知人であったS様 御主人は有名なジャズピアニスト!江戸川区出身で有名人と言えば・・・あまり知らないけれど・・・

S様:『実家の居酒屋を改装して欲しいんです。もう何年もやっているんですが、嫁が手伝うにあたって少し綺麗にして欲しいんです。』

私:『はい、微力ながらお手伝いさせて頂きます。奥様が後を継ぐわけですね。素晴らしいじゃないですか!』

S様:『先ずは、現地を見てください。それから相談したいと思います。』

私:『判りました。』

S様:『両親は、70を過ぎて母親は現役で頑張っているのですが、このところ駅前の居酒屋チェーン店に客足を取られて、父親が精神的に元気無いので若い御客様が来て活気をつけたいと・・・』

私:『素敵な関係ですね』

と 言う訳で打合せが始まり・・・『どんな店つくりをしたいのか?』、『年齢層は何歳くらい?』、『おすすめ料理は何なのか?』、『ランチもディナーも両方や るのか?』、『1日いくら売上たいか?』、『客単価はいくらか?』、『リピート客を増やす策は考えているのか?』ナド等いろいろ質問しながらオーナーの考 えや地域性、ニーズなどを考慮してデザインにかかりました。




外観(ファサード)

施工前

築年数40年程の木造2階建て住宅。これまで何度となく増築や改築を繰り返してきた物件、今回は1Fの店舗部分を“きれいにしたくて・・・”と若奥様。これまで、70代の夫婦で営んでいた居酒屋
近隣の年配方々がカラオケを歌いに日に数人来店されるので、“もっと活気付くように3~40代のお客様が『お気に入り』のお店として来てくれる様にしたい んです。とにかく明るくカラオケは無くても居心地の良い店内にして、昼も夜も営業するので・・・”とヤル気満々の様子でした。


パース図

大通りから路地に入っての住宅地に立地している為に、存在感を出すのに周辺とは差別化できるように生地の木を多く使い“ぬくもり”を持たせ、日に100人 程度の通行人にアピールすると共に店内に入りやすいように、可能な限り開口を設け、採光を取入れる計画にした。来客者が安心感を得やすく、夜間は路地で一 番明るくなるよう照明計画をした。

 

施工後

予算の関係上2Fまでは手を加えられず、既存庇の瓦を残す事になったので、視線が上にいかないように木目部分も明るく仕上て、オーニングは橙、木枠はク リーム色にし、入口の引戸は、既存のアルミサッシの骨組みに木目の塩ビタックシートを貼り、外壁に使用した松の相ジャクリ板を薄く割いて加工してある。



内装(インテリア)

【入口~奥座敷】

引戸を開らくと店内は装飾品や小物が多く、色が雑じりあってゴチャゴチャした感じ。カウンター上部に瓦があり圧迫感と折角、奥間があることがアピールしにくい狭鎖感がエントランスにある事は残念。
また、入口すぐ左にトイレがあり動線も良くない事、その上排水勾配不良と迂回排水になっていた為に、流れが悪く使用回転率も低くなる。


【↓奥座敷~入口方向】
【奥座敷よりカウンター席を見下ろした状況】

奥座敷に上がるには3段のタラップで昇降するしかなく、子供連れには不安であり、アルコールを扱う事から酔って怪我をされる場合も考えられる。
また、料理の上げ下げにも非効率になる。ちょっと勾配もきつく手摺も無いので危険な様子が判ります。奥座敷は14帖+の広さがあるのでゆっくり腰を落ち着かせて飲みたい方には最適なのですが、空調計画と照明計画が必要でした。

解体撤去の時に出た不用品及び廃材は、4tダンプで10台分けっこうありました。


パース図
【PLAN(1)】
【PLAN(2)】
左側はエグゼクティブプランで、【金属と木目の融合】を基調にユーザーに判り易くデジタルパースで表現している。 右側は【木目と布と和の融合】を基に、誰でも着彩できるようアナログな手書きスケッチで表現している。
さて、どちらになるでしょうか・・・


施工中

【奥座敷から入口方向】

カウンター向かい側の小上がり席が無くなっています。
エントランスの引き違いサッシは、残ったままです。
奥座敷に上がる手摺が造られています。


【もう、階段も出来ました】

流石、大工さん。大工は店舗慣れした人でないとダメです。どんな現場でも迷う事無く造ります。住宅ばかりやっている大工の2倍のスピードで行うのです。これなら奥座敷で子供が遊んでいても転落したり、階段を転げ落ちる心配はありませんね。


【奥座敷から住居への出入口】

今度からココが御客様のトイレに変身します。
『でも、ココにトイレがくると座敷で飲食している他人から見えたり音が聞こえてしまったりとか・・・』心配。
大丈夫です。ちゃんと考えますからでも、ココにトイレをもってくるには排水配管が大変でした。ホラ、畳の下に潜って排水管を通さないと・・・


【今回の工事で一番苦しんだ
トコロ】


これは、厨房の土間下配管の様子で、あまりの状況に写真取れなかったのですが既存モルタル土間を撤去したら、外観の施工前写真右側にあるように塀に沿って 竹が生えているこの、竹の根っこが建物基礎下を越え排水管接続部分から入り込み配水管の中でトグロ巻いて詰まらせていただから、土間下で排水配管は抜けて グチャグチャ+給水配管は、パソコンの待機画面にある“3Dパイプ”のように何層にもあっち行ったり、こっち行ったりしていて幾つにも分岐があり田んぼ状 態で止水した。また、排水勾配も1/100以上でなくてはならないのでご覧の通り既存FLより200mm程度掘り下げた。田んぼ状態から土、空き取りに出 た量はガラ袋200袋!深夜まで3人で取り続けた。これは予想外の事でした。それから、写真のように綺麗に配管を行い飲食店では欠かせないグリストラップ や側溝排水や掃除口も設けた。


施工後







入口引き違い戸は障子(フレーム)に塩ビタックシートを貼付、障子内部に合板パネルをハメコミ、更に薄く割いた天然木で化粧しています。
欄間部分も内倒し窓に改良して店内の給気システムとして活用シャッターも降りるので防犯面も安心です。外壁面の木材には着色防腐剤(キシラデコール)が塗布してあり7年くらいはメンテナンスフリーで計画しています。



実は、奥行き11m程度なのですが奥深く感じせる為に照明の明暗で魅せています。
入口引戸を開けると手前はテーブル席とカウンター席になっており、主にファミリーや若い御客様が利用しやすい空間としています。
照度を1/10程度に落した奥座敷は落ち着いた大正浪漫風に仕上げ、今迄の常連様や中年齢の夫婦などがじっくりと話をしたりするのには最適な空間としてあります。
Kamatajukuのロゴが入ったパネルは、ガラスではなくポリカーボネードを採用しているので危険性を少なくしています。



奥座敷に移設した御客様用トイレですが片引戸を開けると写真でも撮影出来ない位、奥に設置されていて座敷と接する壁面には遮音材が施されています。音の問 題ですが、引戸上部の天井に埋込み用スピーカーがありBGMが流れているのでマズ聞こえません。

とても素敵なお店に生まれ変わりました!






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